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Masahiro Hazutani
a high school student, the developer of Sentence Builder
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Sentence Builder が生まれるまで

· 約3分
Masahiro Hazutani
a high school student, the developer of Sentence Builder

⚠️このポストは執筆中です。(I'm still writing this post in Japanese. I'm going to write English version after I have finished Japanese one.)

はじめに

はじめまして!Sentence Builderを開発しているMasahiroです。この記事では、私がどのようにしてSentence Builderの開発を始めたのかを紹介したいと思います。とはいえ、Sentence Builderはまだ開発初期段階で、今後どのような道を辿るのかは未知数です。あくまでも開発初期の記録として読んでいただけると幸いです。また、ブログ記事はドキュメントと違い、どちらかというと個人的な記録も含めて書いているため、ご了承ください。それでは早速、着想から説明していきます!

着想

Sentence Builderに繋がる一番最初の着想は、「品詞を意識している英語学習者が少ないな〜」という印象でした。

例えば、「slow」と「slowly」という単語を想像してみてください。どちらも「ゆっくり」という意味ですから、意味の違いは"無い"と言っても過言ではないでしょう。では、どうして単語が2つあるのでしょうか?答えは簡単。使われ方が違うのです。「slow」は「a slow movement(ゆっくりとした動き)」のように、名詞につきます。一方で、「slowly」は「move slowly(ゆっくりと動く)」のように、述語につきます。このように、単語には「意味」と「使われ方」があり、両者は互いに独立しています。つまり、意味の上では正しくとも、「a slowly movement」「move slow」といった英語は間違いとされてしまうのです。この「使われ方」を品詞と言います。

(ですから、ランダムに「『〇〇』って何詞か分かる〜?」とクイズを出すのは、品詞の本質を見誤っているような気がします。なぜなら、品詞というのはあらかじめ誰かが決めたものではなく、使われ方によって自然と決まるものだからです。)

(ここに挙げた例は簡単すぎて、「そんなの間違えないでしょうー」と思うかもしれません。しかし、例えば「if he comes」と「if he will come」など、長いフレーズになると品詞の違いがおろそかになっている人もいるのではないでしょうか。)

そこで最初に私が目をつけたのが、「同じ品詞の単語は互いに置き換えられる」という性質でした。